事実は小説よりも奇なり

事実は小説よりも奇なり。

Uni’s blog 備忘録

当事者から

私は、鬱、てんかん摂食障害、シングルマザー、夜のお仕事経験者、などなど。
たくさんある。たくさん経験しているから、いつか元当事者として人の役に立ちたいとか良き理解者になりたいなんて思っている。

けれど、本当に良き理解者として、完全なる味方になってあげられるのか?っていう疑問が浮かんだ。

元当事者であるケースワーカー
私のことをとても考えてくれた。

当事者だから、わかってあげられるという考えは必ずしも良い方向に向かうとは限らない。
僕も元うつ病患者だけどこうやって社会復帰して、毎日働いているよ。
僕も子どもが小さい時は、よく熱出して病院に夜中に連れて行ったりしたなぁ。
子どもの笑顔を見たらどんなに辛くても頑張れるよねぇ?

まぁ、頑張って!

って。。

ありがとうございます!って言うしかないからそう告げるんだけどさ、
正直心の中では、私も早く社会復帰しなきゃ。子どもの笑顔で頑張れない私は母性が欠落しているにちがいない。もしかしたらネグレクトかも。虐待かも。って自分を責め立てた。

だから本当にきつかった。
頑張れない自分、理解してくれているだろうケースワーカー。そして、弱音は吐けない。きっと私がおかしい。。
逃げ場がない。
あなたに私の気持ちなんてわからないでしょう?
この大変さわからないでしょう?
綺麗事ばっかり言って、平和ボケしてるね。って思えない。

元当事者の言葉は、割とパンチきいていて、破壊力がある。
私はそう思った。

だから、私ならわかってあげられるかもしれないなんていう希望的観測そして傲慢な気持ちは捨てて、ちゃんと目の前の真実を見ようと思った。

adiós!