事実は小説よりも奇なり

事実は小説よりも奇なり。

Uni’s blog 備忘録

鬱は治ったのか。そもそも鬱だったのか。

初めて精神科を受診したのは20歳の頃。

毎日の過食嘔吐に疲れて、それ関連の本も読み漁ったけど自力で治せるものじゃないんだなってふと思い立って病院に行った。

もっとひどい人は沢山いるし、全然大丈夫。みたいなことを診察で言われ、軽い運動とかしたらドーパミンだか、アドレナリンだかの作用で過食欲求もおさまるから。バイバーイみたいに高い初診料だけ納めて帰ったんだ。

 

次に精神科を受診したのは24歳なりたての頃。

仕事で心身ともに限界超えてた。(と、当時の先輩は語る)また軽い運動したら?とか言われたらやだなーって思いつつも、仕事に支障が出てたし、先輩は過呼吸なったり、後輩は適応障害なったりで、職場が崩壊しつつあったから、私は職務命令と言われて精神科受診。

精神科のテストを受けて、重度の鬱だと言われ、睡眠障害も起こしてたし、自律神経狂いまくりで動悸や震えも激しくて。

でも本当にあれは鬱だったのか?

とりあえず休んで下さいって言われて仕事を休み、就業規則に則って、半年後に自己都合退職になるんだけど。

 

今でも、こんな虫けら人生歩むくらいなら、あそこであとひとふんばり出来たんじゃないか。と頑張れなかった過去の自分を責める。

本当に鬱なの?診断書書いてって頼んで大袈裟に書いてもらったんじゃないの?って散々言われたけど、病名に1番驚いたのは自分だったし、皆私くらい、私より辛いんだ。でも頑張ってるんだって思ってたから。

その後、摂食障害の専門医にかかり、病名、病状が1年半ほど経ってからパーソナリティー障害、摂食障害抑うつ状態に変わる。

なかなか診断も難しいし、病名を患者にあえて知らせない医者も多いので、公的な書類を作成する時に自分の病名を知るっていうくらいなんだけど。

 

今だって、過食嘔吐は毎日続いてて、多くの人よりは笑ってなくて無気力だったりもする。今更躁うつ病かもとか、強迫性障害かもとか、なんだかんだ言われて、何もピンとこなくなった。

ここ3日くらいは、感情のスイッチを完全にOFFモードにして無になるか、何をしても涙がぼろぼろこぼれるか。のどちらかだったり。

すごい泣いたり、無になってると食欲はドーンと減るんだけど、その時間が終わると1口ずつ口に食べ物を運び大体4~5㌔食べてる。

食欲は無かったはずなのに、食べて、吐いて。

そして、いつもにまして味はない。

結局何が言いたいかって、

鬱は治ったのかな?

診断当初本当に鬱だったのかな?

でも今は抗うつ薬は飲んでいないし、

だからといって消えたいって思っても死んではいないから、鬱は治ったのだろう。

 

1回鬱になると、良くなってても天候や、季節、イベント等の影響をもろに受けやすくなるらしい。

だから、気をつけてね。って言われ続けて8年くらい?

そろそろお天気にだって、季節にだって、イベント事にだって、   【鬱だから、だったから、だったかもしれないから】って理由で甘えてたら行けない気がしてる。

 

焦りすぎって8年言われ続けて、勝手に年だけ8歳増えて、どこまで焦らないでいればいいのだろう。

焦ってるつもりもないのに。