事実は小説よりも奇なり

事実は小説よりも奇なり。

Uni’s blog 備忘録

奇妙な世界?(駄文長文)

またしても普通ってなんだろうか。。
と一人で考え込んでしまっている。

私の分析によると、母は躁鬱。父は鬱。母方の祖母はヒステリー、祖父は女癖の悪い芸術家。

そんな一族の中で、子供1人で育った私。1人遊びが茜ちゃんはとっても上手だったわねと言われても、1人遊びするしかないからね。大人と酒飲むわけにもいかないし。

とりあえず、いっぱい食べていっぱい寝て、適当にニコニコしていれば、大人たちは喜んで何となく時はすぎると知っていた。

大人たちが喧嘩でも始めると、私が眠いーとか、お腹空いたなぁとかなんとか言って、皆の気を散らし、あまり大事にならないように努めた。

小学校、中学校くらいまでは、それなりに勉強しとけばいいと思ってた。

何だか学校ではスタメンではなく補欠くらいのポジションだし、家は母に気を使ってばかりで居心地が悪い。一人っ子であることは別に嫌じゃなかったけれど、うちの家はやたらと厳しいなと思ってた。

中高はなぜが分不相応に、お嬢さん学校へ行ったので、周囲は社長の娘、医者の娘、歯医者の娘ばっかりで、世の中社長も医者も歯医者もたくさんいるんだなー。って。不思議な世界観が出来上がった。家がお金持ちで放任主義だったり、反抗期真っ只中の友達はとてもキラキラしていた。基本、みんな今思えば優しい子たちだった。
卑屈な子は、少なかったような気がする。

女子校って怖そう!とか言われながら、私は女子大に言ったのだけれど。何だか違う意味で怖かった。
何だか女子校育ちよりも、女感が強かった。
何だろう。よほど、先生に恋でもしない限り、学校の中で男目線を気にする必要もない。トイレなんてみんな適当に行くし、早弁したり、お菓子食べたり、適当だった。
女っていうのは、男によって作られるんだなと思った。私は女じゃなくて人間だなーって。

まぁ、バカ女みたい。とか大学で言われ続けたおかげで、私は反骨精神でお勉強頑張って卒業出来たと思うと感謝かな。

この話にオチは無いのだけど、小さい頃の夢は普通だったのに、どっからおかしくなって、何が普通なんだ??と振り返ったら思考の迷路に迷い込んだってこと。

世間知らずという言葉があるけれど。世間なんて世の中にはたくさんあって、みんなそれなりに世間を知ってるし、世間知らずなんだ。

知らないことを知っている。
想像力を少し働かせてみる。
ちょっとだけ譲ってみる。
そういうことが大切なんだな。。ってふと思っただけでした。


adiós!