事実は小説よりも奇なり

事実は小説よりも奇なり。

Uni’s blog 備忘録

私について。てんかん編

初めててんかんの発作が起きたのは小学5年の秋。確か日曜の昼間、居間でサツマイモ食べてたらしい。

そう言われてみればそんな気もするが、記憶にはなくて、気付いたときには近くの救急に搬送されててベッドで点滴やら心電図の機械やらに繋がれてました。

 

その病院では女性ホルモンに影響を与えるかもしれないお薬を勧められたため、母は成長期の娘だからと別の大学病院をかかりつけに選びました。

母子家庭で母はスナックのママと自営の絵画教室を掛け持ちしながら、私を中学受験させるために塾に行かせていたのだけど、塾でも倒れる、学校でも倒れる、月一の通院には丸一日潰れる、母は大変だったと思います。

 

その後中学になる頃には、発作はほぼ起きなくなりました。

不思議と小児てんかんっていうのは、年齢共に治る傾向にあるらしい。

 

それから12年ほどは全くてんかんと無縁の生活でした。

 

就職したら退職したり、地元に戻ったり、再度東京で同棲を初めてもしばらくはなんの音沙汰もなく。

東京にきて3ヶ月目、漫画実写版の金曜ロードショーか何かを観てるときに、12年ぶりの発作が起きたようです。

クレープ屋のバイトを13時間こなした後だったから?上京してストレスたまってたのか?

とりあえず第一発見者の元旦那氏は、全身痙攣発作を起こし、意識も無くしている私のために救急車を呼んでくれました。

馬鹿みたいにワーカホリックな人だったのに、1番忙しい週末に休みを取って看病してくれました。

それからは通院先の精神科で抗てんかん薬を出してもらっていましたが、発作がなかなか治らないので、神経内科にも通院しました。そこで薬の調節をしてもらい、てんかんの発作は産後4回起きたきり約3年間起きていません。

 

抗てんかん薬を飲んでいると2人目の出産だとか再婚だとかは抵抗がありますし、何だか頑張りたいけど色んなことにてんかん持ちだからという理由をつけてセーブしてしまう自分がいます。

 

改めたいところですね。