事実は小説よりも奇なり

事実は小説よりも奇なり。

Uni’s blog 備忘録

仰天ニュースで。。

私のTwitterを見てると、あ、今日は仰天なんだなとか、仰天で拒食症特集やるんや、とか、まぁそんなことが手に取るようにわかるんだけど。

大体拒食→過食→過食嘔吐の王道をいった人たちをフォローしてるから、過食も、過食嘔吐も特集してよ。、みたいなこととかたくさん書いてある。

その一方で健常者には理解できないだろうなーとも。

拒食症に関しては、Twitterで検索かけると、やばい、わたしも拒食症手前だった!無理なダイエットはもうやらない!みたいなことが結構書いてあるんだけど、恐らくそういう人たちは拒食症にはならない(なれないだろう)し、ダイエットに成功する人もほんの一握りだとおもう。

拒食症ぽいていうのとダイエット中ってのは紙一重の差だけど、似て非なる、全く別次元のお話だ思う。

死にたいと死ぬが全く違うのと一緒。

私が24歳で本格的に摂食障害の専門医による治療を開始したとき、芸能人の〇〇とか、スポーツ選手の〇〇とかさ、拒食症だったんだって、この前告白してたよ。と先生に言って、何で私は過食嘔吐までいっちゃって、こんなことになってんだろう。って話をしてたら、

先生曰く、

過食嘔吐だったかもしれないよ。と。

まぁ確かに唾液腺の腫れとか過食してたんやろな、っていう名残はあったけど。

何でじゃあ拒食症で何も食べられず。。って言ってんだろ?って聞いたら、

拒食症は一般的に食べたくても、心因的なものから食べられなくなってやせ細っていくって思われてるでしょ?それに世の中では痩せ=美しいって思われるじゃない?

でも過食≒どこか卑しい、嘔吐≒汚いみたいな、マイナスイメージがない?

だから過食嘔吐の人は罪悪感に苛まれて他の病状を併発しちゃうこと多いでしょ。

芸能人、スポーツ選手にマイナスイメージってあんまりいいことじゃないでしょ?

特に美しさを武器にするようなものであればあるほど。

と、先生言ってた。

 

あー、確かに!って思ったのと同時に私はまだ嘔吐始めて6年くらいだったし、仕事も休職中、これから結婚したりまぁ色々な機会にどこかで治ることがあるかもしれないな、って思ってたから、

そんなに深く受け止めることもなく、治った?寛解したなら、私昔過食嘔吐だったけど今は治りましたー!くらい言えばいいのになんて思ってた。

なんかそういう問題でも無かったらしいな。

 

私も今人に過食嘔吐ですとか言えないし。医療従事者にも言えない。

 

大体返ってくる言葉はやめた方がいいよ。だから。

やめれたらとっくにやめてるけど。