ありがとうの力
私は小さい頃から謝らなくていいことなのにすみません、ごめんなさいって言わなくていいのよ。それはありがとうっていうところだよ、と言われて育てられました。
昔は意味がよくわからなくて、ありがとうって言わなきゃまたママになんか言われちゃう〜って思って、ありがとうってよく言ってたんだけど。
今の職場に入って1ヶ月が経ち、ルーティンワークをこなしながら、これってなんか役立ってるのかな?なんて疑問感じたりしてて。
そしたら、リーダーの人が、あ、そのデータなら毎日〇〇さんがピボットでまとめてくれてるよ、って他の人に言ってて。
え、それすごい役立つ!欲しい!
って言ってもらえて。私が持ってても使いこなせてないデータだし、持つべき人に持って欲しいなって思って共有したら、
ありがとう〜助かりました!って言われて。
ここ最近、私何の役にも立ててないなぁって悲壮感剥き出しで仕事してたから、嬉しくて嬉しくて、
単純なことだけど、私が求めてたのってこういうありがとうっていう言葉とか、そこから生まれる自己肯定感だったんだなぁとしみじみ思いました。
きっと毎日仕事してて、こんな自己肯定感を感じられることは本当に時々なんだろうけど。
それでも私はとっても嬉しかったんです。
営業の方と違って、営業事務の仕事は一次受けだし、はっきりと数字にあらわれるわけではないから。
お客様と電話で話す機会は多いけれど、大切な要となる場面は営業担当にバトンタッチだしね。
新卒で営業もやってたときは、本当に心すり減らしてたけど、今のポジションは何だか物足りないなぁって思うなんて、無い物ねだりなのでしょうか。