事実は小説よりも奇なり

事実は小説よりも奇なり。

Uni’s blog 備忘録

困窮者のライフライン

当然ですが、お金は無くなります。

某NPO法人の方に相談して、生活保護を勧められます。私は悩んだ末1人で役所に相談へ行きました。

若いのだから、とか仕事はたくさんあるでしょとか、色々と理由を付けられ、個室で相談を受けてもらう間もなく帰されました。

 

結局、某NPO法人の代表の方に付いてきてもらって、もう1度相談すると、話を聞いてもらう間もなく、淡々と事務処理が終わり受理されました。

 

なんだ、この差は。。。

結局は権力?コネ?虎の威を借る?

と、怒りの気持ちはありましたが、当面の生活に困ることは無くなりました。

 

ただ、初めに担当になったケースワーカーさんは子供の顔を見れば何だって頑張れるでしょ!というのが口癖というか、そういう思考の方だったので、辛かったです。

 

徐々に生活保護を受けているということを身にしみて感じるようになり、これまた罪悪感に変わって行きました。大型連休も外に出てはいけないような気がしましたし、時間と気力があればハローワークに行ったり、自立支援医療で補える精神科の通院以外はなるべく病院にはかからないようにしました。

 

貧困ビジネスや、生活保護の不正受給のニュースには胸が痛み、何度も何度もやっぱり自分でどうにかするので停止してほしいとケースワーカーに懇願しました。

 

何だかあまのじゃくですが。。、

 

そして、派遣で今度は管理会社の事務を始めます。

続けられるといいなと思っていましたが、アルバイトの方が正社員になったことや、システム移行が意外とスムーズに終わったことで、4か月ほどで、契約満了になってしまいます。

 

役所へ収入申告へ行くたびに、早く生活保護抜けられそうだね!と言われていたのに、なかなか抜けられません。

あともう少しだったのにな。、と涙が出たのを覚えています。、

 

そしてまた、私のモチベーションはぐっと下がり、虚無感、罪悪感、そんな気持ちばかりを抱いて毎日をやり過ごす日々を過ごしていました。