事実は小説よりも奇なり

事実は小説よりも奇なり。

Uni’s blog 備忘録

普通の女

私は平均点よりちょっと上をいくように育てられた。

片親で育ったけれど、そのことを理由に私が何か言われたりしないように。

だから、途中まではまぁ70点くらいに育っていた。

みんなに愛されるように。

礼儀正しい、お金はないけれど、お嬢様に見えるようにをモットーに育てられたのが私である。

 

一見、私のためと思いがちだけれど、母親は片親として子育てをすることに負い目があったのだろう。

片親だから躾がなっていないとか、勉強ができないとか、夜もふらふらしているなんて言わせたくなかったのだろう。

 

実際私が離婚して、子供を一人で育てるようになってからはこの気持ちが理解できるようにはなった。

離婚したのは私の勝手なのであって、わが子に責任はない。もしも、私に何かあっても大丈夫なように子供がみんなに愛されるように。そう思って躾をとても厳しくしていたこともある。

 

父と母の両方分の愛情を与えられるように、普段は笑顔を絶やさないように気を付けたり。

でも、結局疲れ果てて、私はネグレクトでは??と思うほどわが子に嫌悪感を抱いたこともあった。

 

そして行き着いた答えは、結局人に愛されるように育てられても、本人が楽しいかはわからないし、人に愛されたからと言って、自分で自分を愛せるとは限らない。

人の愛情にばかり依存していると見捨てられ恐怖が強くなってしまうかもしれない。

結局、自分のことが大好き。という風に育ってくれればいいなと思っている。

 

ま、食事のマナーは絶対的に必要だし、自分の身の周りのことはできるように。

文字の読み書きと四則演算くらいができれば、世の中なんとかわたっていけるだろう。

 

正直私は全然毎日楽しいななんて感じていなくて、

昔からそんな感じだった。自由に生活している友達がうらやましかったし、

気を遣わずに親と話ができる人がうらやましかった。

 

楽しい毎日を送っていた友人が今不幸になっているわけではない。

苦労した分幸せになるとか、楽しく遊びまくった分後でツケが回ってくるとか。

人生はそんなに単純な方程式で成り立っているわけではないから不思議である。

 

こんな記事を書きながらも、私はそろそろわが子をお迎えに行く時間だな、、、と若干憂鬱である。

寝る前の約2-3時間程度なんだけど、本当体力使い切る感じなのです。

 

さて、どうやら来週からオフィスレディになるようなので、

朝寝坊しないようにもう少し作用時間の短い眠剤に変えてもらおうと思います。

 

では。